長崎県では、長崎県が指定した10種類の伝統的工芸品製造事業者が行う販路拡大、商品開発改良、需要開拓、国際的な商談会等への出展に要する経費を支援。補助率2分の1以内、上限20万円。対象工芸品は五島さんご、長崎手打刃物、若田石硯、対馬満山釣針、阿翁石、古賀人形、佐世保独楽、長崎凧とビードロよま、五島ばらもん、壱岐鬼凧。本記事では、制度の概要・補助率・対象経費・申請スケジュール・注意点までを公募要領ベースで整理してお届けします。
- 実施機関
- 長崎県産業労働部新産業推進課
- 対象地域
- 長崎県
- 受付期間
- 2026-05-01〜2026-10-23
- 事業実施期間
- 交付決定日から令和9年2月19日(金)まで。補助金の対象となるのは、交付決定後に着手(契約・発注)した経費で、交付決定日から令和9年2月19日(金)までに支払行為が完了したものが対象。
- 補助上限額
- 20万円
- 補助率
- 2分の1以内(千円未満切り捨て)
制度の目的と背景
長崎県指定伝統的工芸品の維持・存続を図るため、長崎県が指定した伝統的工芸品製造事業者の販路拡大等に向けた取組を支援します。
補助率と上限額
本補助金の補助率と上限額は以下のとおりです。
◼︎ 補助率
2分の1以内(千円未満切り捨て)
◼︎ 補助上限額
20万円
◼︎ 内訳・支援枠
単一枠: 補助率2分の1以内、上限20万円(千円未満切り捨て)
対象となる事業者
本補助金の対象となる事業者は以下のとおりです。申請前に自社が要件を満たしているかご確認ください。
- 五島さんごの長崎県指定伝統的工芸品製造事業者又はそれで構成されている団体等
- 長崎手打刃物の長崎県指定伝統的工芸品製造事業者又はそれで構成されている団体等
- 若田石硯の長崎県指定伝統的工芸品製造事業者又はそれで構成されている団体等
- 対馬満山釣針の長崎県指定伝統的工芸品製造事業者又はそれで構成されている団体等
- 阿翁石の長崎県指定伝統的工芸品製造事業者又はそれで構成されている団体等
- 古賀人形の長崎県指定伝統的工芸品製造事業者又はそれで構成されている団体等
- 佐世保独楽の長崎県指定伝統的工芸品製造事業者又はそれで構成されている団体等
- 長崎凧とビードロよまの長崎県指定伝統的工芸品製造事業者又はそれで構成されている団体等
- 五島ばらもんの長崎県指定伝統的工芸品製造事業者又はそれで構成されている団体等
- 壱岐鬼凧(壱州鬼凧)の長崎県指定伝統的工芸品製造事業者又はそれで構成されている団体等
対象経費
補助対象となる経費は以下のとおりです。公募要領で定める範囲を超える経費は対象外となるため、申請時には個別に確認してください。
- 販路開拓:展示会・商談会・物産展等に出展する交通費、宿泊料、小間料、ブース装飾費、搬送料等の出展に要する経費
- 販路開拓:広告宣伝、パンフレット作成経費
- 販路開拓:事業実施に係る助言を受けるための専門家への謝金・交通費・宿泊料
- 商品開発改良:商品開発改良に直接使用する原材料・資材・消耗品等の購入費
- 商品開発改良:商品開発改良に直接使用する機械装置・工具器具(付帯費用を含む)の購入費
- 商品開発改良:商品開発改良に関する委託加工、分析・検査等に要する経費
- 商品開発改良:商品開発改良の遂行に必要な交通費・宿泊料
- 商品開発改良:商品開発改良に係る助言を受けるための専門家への謝金・交通費・宿泊料
- 需要開拓:ネット販売システム構築、インターネット掲載に係る手数料
- 需要開拓:パッケージのデザイン製作等に係る手数料
- 需要開拓:事業実施に係る助言を受けるための専門家への謝金・交通費・宿泊料
- 国際的な商談会等への出展:国際的な展示会、商談会、物産展等に出展する交通費、宿泊料、小間料、ブース装飾費、搬送料等の出展に要する経費
- 国際的な商談会等への出展:海外向け情報発信のための広告宣伝、パンフレット作成経費
- 国際的な商談会等への出展:事業実施に係る助言を受けるための専門家への謝金・交通費・宿泊料
◼︎ 対象外となる経費・事項
- 消費税及び地方消費税相当額
- 補助金申請書類、実績報告書の作成・送付・手続きに要する費用
- 申請者の親会社、子会社、関連会社その他実質的に同一の経営体とみなされる事業者に支払われる経費(利益排除の手続きを要します)
- 産業廃棄物処理費用
- 保険料、延長修理保証料
- 住居と共用する設備
- 雑誌や新聞の購読料
- 商品券・金券の購入、仮想通貨・クーポン・ポイントでの支払い、自社振出・他社振出にかかわらず小切手・手形での支払い、相殺による決済
- 貸付金、租税公課
- 社会通念上、市場価格に比して著しく価格に差があるもの
- 明らかに補助事業に必要のない工事、工事に伴う備品購入費
- 補助事業の目的以外で使用するもの
- 上記のほか、公的な資金の用途として社会通念上不適切と認められる経費
申請スケジュール
受付期間は2026-05-01から2026-10-23までです。事業実施期間は交付決定日から令和9年2月19日(金)まで。補助金の対象となるのは、交付決定後に着手(契約・発注)した経費で、交付決定日から令和9年2月19日(金)までに支払行為が完了したものが対象。となっています。スケジュールがタイトなため、検討中の事業者は早めに準備を始めることをおすすめします。
審査のポイント
審査では、以下の観点から事業計画が評価されます。申請書の記載にあたっては、これらの項目を意識して具体的な内容を盛り込むことが重要です。
- ◼︎ 申請要件の適合性:長崎県指定伝統的工芸品製造事業者であること、県税・国税に未納がないこと、必要書類が全て揃っていることなどの基本要件を満たしているかを確認されます。
活用にあたっての注意点
本補助金を活用するにあたり、特に留意しておきたいポイントは以下のとおりです。
- 必ず「交付決定」後に事業を開始すること。交付決定前に着手・契約・発注した経費は補助対象外
- 2次募集は1次募集採択後の予算残額で募集し、受付順(必要書類が揃っている場合に限る)で審査を実施。交付決定額が予算額に達した場合は受付期間内でも終了
- 電子メールで申請する場合は、送信後必ず電話連絡が必要
- 補助金額の増減が発生する場合、事業区分間で20%を超える金額を流用する場合は変更承認申請が必要
- 事業完了後30日以内に実績報告書の提出が必要
- 令和9年・10年の決算終了後3か月以内に定期報告書の提出が必要
- 帳簿及び証拠書類を補助事業完了日から5年間(令和13年度まで)保存が必要
- 申請要件に該当しない事実や不正等が発覚した場合は補助金の返還及び年10.95%の延滞金が発生
- 関係会社からの調達がある場合は利益排除の手続きが必要
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