耐用年数が過ぎた農業用ハウスの骨組みとなるパイプ等の修繕・補強・移設と、最低限必要な温度制御機能を果たす資機材等の導入を支援する。対象者は農業者又は営農集団で、補助率は3分の1以内、補助上限額は1,700千円/10a、農業者又は営農集団ごとに3,400千円。事業費が1,500千円(税抜)以上の取組が対象。本記事では、制度の概要・補助率・対象経費・申請スケジュール・注意点までを公募要領ベースで整理してお届けします。
- 実施機関
- 県農産園芸課
- 対象地域
- 全国
- 事業実施期間
- 事業実施後、8年間継続して施設を利用すること
- 補助上限額
- 340万円
- 補助率
- 3分の1以内
制度の目的と背景
農業用ハウスの建設資材の価格高騰に対応するため、既存のハウスの長寿命化等の取組を支援します。
補助率と上限額
本補助金の補助率と上限額は以下のとおりです。
◼︎ 補助率
3分の1以内
◼︎ 補助上限額
340万円
◼︎ 内訳・支援枠
補助対象:事業費が1,500千円(税抜)以上の取組、補助率:3分の1以内、補助上限額:1,700千円/10a、農業者又は営農集団ごとに3,400千円とする
対象となる事業者
本補助金の対象となる事業者は以下のとおりです。申請前に自社が要件を満たしているかご確認ください。
- 農業者
- 営農集団(地域計画の目標地図に位置づけられた農業を担う者、または、事業実施年度内に位置付けられることが確実であると見込まれる者で構成されていること)
対象経費
補助対象となる経費は以下のとおりです。公募要領で定める範囲を超える経費は対象外となるため、申請時には個別に確認してください。
- 修繕:骨材・部材・消耗品(スプリング、パッカー)等の資材費、施工費等
- 補強:補強に係る資材(水平梁、母屋パイプ、天井ブレース等)、施工費等
- 移設:解体撤去費、運搬費、部材・消耗品(スプリング、パッカー)等の資材費、建込費等
- 最低限必要な温度制御資機材:外張被覆資材、内張被覆資材、骨格部材と一体的となっている自動谷換気装置・自動サイド巻き上げ装置・換気扇等
◼︎ 対象外となる経費・事項
- ハウス取得費
- 防風ネット、寒冷紗、循環扇、暖房装置、ヒートポンプ、電照装置、養液栽培装置、複合環境制御装置、省力灌水施肥装置、細霧冷房装置、炭酸ガス発生装置等
申請スケジュール
事業実施期間は事業実施後、8年間継続して施設を利用することとなっています。スケジュールがタイトなため、検討中の事業者は早めに準備を始めることをおすすめします。
審査のポイント
審査では、以下の観点から事業計画が評価されます。申請書の記載にあたっては、これらの項目を意識して具体的な内容を盛り込むことが重要です。
- ◼︎ 優先順位:事業の採択は優先順位を決め、予算の範囲内で上位から決定する
活用にあたっての注意点
本補助金を活用するにあたり、特に留意しておきたいポイントは以下のとおりです。
- 耐用年数が過ぎた農業用ハウスで作物栽培に供するもの。ただし、移設を行う場合は耐用年数以内も対象とする
- イのみの実施はできません。また事業費は、全体事業費の50%未満とすること
- 国庫補助事業の対象とならないこと
- 事業実施後、8年間継続して施設を利用すること
- 園芸施設共済等に原則加入にすること
- 補助事業を活用する場合はお住まいの市町村にお問合せください
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