北九州市では、北九州市が紫川エリアでのイベント開催を支援する補助金。対象は市内に活動拠点を有する法人・団体で、紫川周辺を会場とし夜間時間帯を含むイベントが対象。補助対象経費200万円以上の規模で初年度以降3年間継続可能なイベント計画が必要。補助率2分の1、上限1千万円まで。本記事では、制度の概要・補助率・対象経費・申請スケジュール・注意点までを公募要領ベースで整理してお届けします。
- 実施機関
- 北九州市産業経済局サービス産業政策課
- 対象地域
- 北九州市
- 受付期間
- 2026-04-06〜2026-05-08
- 事業実施期間
- 補助事業の採択から令和8年12月31日までに開催されるもの
- 補助上限額
- 1,000万円
- 補助率
- 2分の1
制度の目的と背景
北九州市では、商業の振興とまちの活性化を図ることを目的として、小倉の中心市街地を流れる紫川河畔を拠点とし、都市の回遊性の向上及びナイトタイムエコノミー(夜間における経済活動)の創出に寄与するイベントを実施する事業者に対し補助金を交付し、イベントの開催を促進します。
補助率と上限額
本補助金の補助率と上限額は以下のとおりです。
◼︎ 補助率
2分の1
◼︎ 補助上限額
1,000万円
◼︎ 内訳・支援枠
補助対象経費の2分の1に相当する額、上限1千万円
対象となる事業者
本補助金の対象となる事業者は以下のとおりです。申請前に自社が要件を満たしているかご確認ください。
- 北九州市内に活動の拠点を有する法人又は団体であること
- 不特定多数の利益に寄与した企画を行う法人又は団体であること
- 自らが事業主体となり、企画した事業等を完了するまで責任を持って遂行できること
- 特定の政党もしくは宗教又は公選の選挙の候補者の支持に関係ある団体ではないこと
- 市税の滞納その他の市に対する債務不履行がある等補助金の交付が適当でないと認められる者でないこと
- 暴力団又は暴力団員と密接な関係を有する者でないこと
対象経費
補助対象となる経費は以下のとおりです。公募要領で定める範囲を超える経費は対象外となるため、申請時には個別に確認してください。
- 会場関係費:イベント会場の設営、運営に係る経費
- 広告宣伝費:事業の広告宣伝等にかかる経費(ポスター、チラシ等の作成費)
- 保険料:事業実施に必要な行事保険、スタッフ用損害賠償保険等
- 報償費:アルバイト人件費、出演者等の謝金・謝礼等
- 事務費:文具等事務用品の購入費、写真代等
- その他:その他事業実施に必要な経費で市が特に認めるもの
◼︎ 対象外となる経費・事項
- 消費税及び地方消費税
- 特定の個人や個別団体等に対する給付経費(金券・クーポン券等の発行費、来場者に贈与する景品等に係る経費、補助対象事業の参加者に係る旅費、宿泊費、体験費、交流費、飲食費等)
- 販売を目的とした物品等の購入に係る経費
- 補助を申請する法人・団体の構成員に対する労務費
- 補助を申請する法人・団体の経常的活動に係る経費
- 国、県、本市並びにこれらの関係団体から他の補助金等を受けて実施する事業
- 特定の個人や個別団体等に対する給付を目的とする事業
- 政治、宗教的活動を目的とする事業
- 補助金の交付決定前に契約等を行い実施したとみなされる事業
申請スケジュール
受付期間は2026-04-06から2026-05-08までです。事業実施期間は補助事業の採択から令和8年12月31日までに開催されるものとなっています。スケジュールがタイトなため、検討中の事業者は早めに準備を始めることをおすすめします。
審査のポイント
審査では、以下の観点から事業計画が評価されます。申請書の記載にあたっては、これらの項目を意識して具体的な内容を盛り込むことが重要です。
- ◼︎ 企画力・話題性:他のイベントと比べて差別化された内容となっているか、市民等にとって魅力的なコンセプトが設定されているか、魅力的なビジュアル・演出を備えているか、紫川エリアの特性を理解し企画に反映されているかを評価する。独創性と地域性を兼ね備えた企画が高く評価される。
- ◼︎ 集客力:市内外を問わずターゲット層のニーズを理解しそのニーズが反映された企画となっているか、市外からの集客が多く見込める内容となっているか、市の内需を喚起し市内からの集客を見込める内容となっているか、数週間~数か月にわたるイベント実施期間となっているかを評価する。
- ◼︎ 消費につながる仕組み:イベント内で消費喚起となる仕組みが構成されているか、対象エリア内(周辺地域)の経済効果が期待できるかを評価する。単なる集客ではなく、実際の経済効果を生み出す具体的な仕組みが求められる。
- ◼︎ 地元との連携:地元関係者と連携し、周遊性を高め、地域全体の活性化に繋がる提案となっているか、イベントの企画内容にフードや物品の販売等がある場合、地元店舗が出店しやすい仕組みとなっているかを評価する。
- ◼︎ プロモーション:ターゲットに訴求する適切なPR手段や頻度となっているか、十分な周知期間となっているかを評価する。効果的な宣伝戦略と実施スケジュールの妥当性が重要。
- ◼︎ 実現性:運営体制、スケジュール、予算、安全対策等、現実的で無理のない計画となっているか、緊急時の対応が考慮されているかを評価する。計画の実現可能性とリスク管理の徹底が求められる。
- ◼︎ 継続性及び発展性:単発のイベントではなく、中長期的に開催され、かつ、前回までの反省点などを活かすための仕組みが組み込まれているか、資金面での自立が可能な計画となっているかを評価する。3年間継続後の自走可能性が重要。
- ◼︎ 他のイベントや施設整備等との連携:同時期に行われる他のイベントや施設整備等との連携により、対象エリア全体でより効果の高いイベントとなるよう柔軟に対応できる仕組みとなっているかを評価する。
- ◼︎ 提案全体:提案全体の魅力、プレゼンテーションでの対応などを総合的に評価する。企画の完成度とプレゼンテーション能力が審査される。
活用にあたっての注意点
本補助金を活用するにあたり、特に留意しておきたいポイントは以下のとおりです。
- 申請にあたっては申請書の提出前に必ず計画内容の事前協議を行うことが必須
- 市内外からの誘客が見込まれるイベントであり、補助対象経費に係る経費の総額が200万円以上の規模であること
- 夜間(日没から日の出)の時間帯の一部または全部を含む時間帯に実施するイベントであること
- 初年度以降3年間以上の継続が可能なイベント計画であること。また、4年目以降は自走することが可能なイベント計画であること
- イベントの企画内容にフードや物品の販売等がある場合、地元店舗が出店しやすい仕組みとなっていること
- 定められた期日までに事業報告書の提出が完了すること
- 1つの団体が実施する同一事業に対する補助の交付回数は3回(事業年度)を上限とする
- 1つの団体が申請可能な補助事業の件数は、1募集期間につき1回のみ
- 補助金額については、総事業費から補助対象経費を査定し、審査のうえ決定するため申請通りの額が交付されるとは限らない
- 見積書の額が1件につき20万円以上の場合は3社以上の見積書を徴収し、その最低金額を予定額として事業予算に計上すること
- 見積業者は、原則として北九州市内の業者とすること
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